真夜中の訪問者

昨晩、変な夢を見た。
だ液が止まらなくなる夢。
思い返して伝えてみるとなんともマヌケな夢を
見たもんだ、という感じだけど昨晩はそれどころじゃあ無かった。

深夜26時半。
その変な夢の中で溢れるだ液をまた飲み込もうと必死に戦っていた。
その必死の抵抗の途中で目が覚めた。

しかしまだだ液は口の中にたまっていて、溢れんばかりだ。

夢じゃない?

寝ぼけまなこで飲み込もうとするが
逆流は激しくなる一方。

次第に頭が冴えてきた。

どうやらだ液じゃないようだ。
オレは嘔吐しているらしい。

急いでトイレに駆け込む。
胃の中のモノがほとんど無くなるくらいの嘔吐。
食道が胃液で熱い。

夜半から悪化し始めた風邪の影響か?
悪いものでも食べたか?
深夜に汚した床を
雑巾掛けしながら考えたが原因は不明…。

うぷ。
ニオイにヤラれてまだ戻しそう…。